GA4、正直むずかしいですよね。
最初の画面で戸惑ってしまう人が多いツールです。
この記事は、はじめてでも“つまずかない”ための道案内として書きました。
さらに、完全無料のパワーポイントスライド「今日から始めるGA4完全ガイド」と、これをさらにわかりやすく補足説明した全21ページの無料PDF「GA4完全ガイド – サポートレポート」もご用意しました。
ダウンロードしてお役に立ててもらえるとうれしいです。
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◉無料PDF全21ページ「GA4完全ガイド – サポートレポート」
この記事のゴールは
- GA4で数値がちゃんとたまるようになる
- 迷わず見る場所が分かるようになる
- 重要な行動(問い合わせや購入)を見える化できる
今日は「最初の10分でやる4つ」と、「毎週ここを見る」だけに絞ってご案内します。
ステップ0:ことばの準備
- イベント=ユーザーの行動のメモ(例:ページを見た/スクロールした)
- キーイベント=その中でも特に大事な行動(例:問い合わせ送信、購入) GA4の中では「キーイベント」と呼びます。広告の世界では似たものを「コンバージョン」と呼ぶことがあります。
よくある混乱:
「コンバージョン」と「キーイベント」はほぼ同じ意味に見えますが、GA4の画面では“キーイベント”という名前で管理します。
ステップ1:データ保持を14か月に
長く振り返るための大事な最初の設定です。
- 管理 > データ設定 > データ保持
- 「イベントデータの保持」を 14か月 に変更
- 保存
メモ:探索(深掘り分析)で特に効きます。早めに変えておけば安心。
ステップ2:拡張計測をONに
基本の行動(ページ表示/スクロールなど)を自動で拾ってくれます。
- 管理 > データストリーム(Web)
- 対象サイトのストリームをクリック
- 拡張計測 を オン(switchが青になっていればOK)
スクロールは「縦90%に到達した最初の1回」を記録します。最初はこれだけで十分です。
ステップ3:キーイベントを1つ決める
まずはたった1つでOK。
「問い合わせ送信」や「購入完了」など、成功の合図を選びます。
例:問い合わせ送信をキーイベントにする
- レポート > イベント(または 管理 > イベント)
- 一覧にある該当イベント(例:
generate_leadやform_submit)の『キーイベントとしてマークを付ける』をオンにします(画面によっては星(★)マークで表示されます)」
→ これでキーイベント化されます
もし一覧に目的のイベントがなければ、サイトのフォーム送信側でイベント名を1つだけ送るように設定しておきましょう(名前は
generate_leadが分かりやすいです)。
ステップ4:DebugViewで“動いているか”確かめる
「設定したのに数字が増えない…」の多くはここで気づけます。
- 管理 > データの表示 > DebugView
- 自分のPCやスマホでサイトを触る(フォーム送信など)
- 画面のタイムラインに、さきほどのイベントやキーイベントが順番に出ることを確認
出ないとき:広告ブロッカーを一時OFF、プライベートブラウズを解除、計測IDの重複やタイプミスもチェック。
ここからが“日々の使い方”——毎週ここだけ見ればOK
1)リアルタイム
- レポート > リアルタイム
- 過去30分で「どんな人が・どこから・どのページを見ているか」を把握
新しいLPやキャンペーンを出した直後に動作確認&反応を見るのに便利です。
2)集客サマリー
- レポート > 集客 > ユーザー獲得
- どの流入(検索/広告/SNSなど)が質の良いセッションを連れてくるかを確認
- 平均エンゲージメント時間
- セッションのキーイベント率(CVR)
「量」だけでなく「質」を見るのがコツです。
3)ページとスクリーン
- レポート > エンゲージメント > ページとスクリーン
- どのページが読まれているか、スクロール(90%)がどれくらい起きているかを見る
スクロールが少ないページは「序盤の文章」や「目次」「図の位置」を見直すと改善しやすいです。
もう一歩:簡単な“成果の見立て”を作る
例:問い合わせが目標のBtoBサイト
- イベント
page_view(自動)scroll(自動/90%)view_contact(お問い合わせページ表示)generate_lead(問い合わせ送信) ← キーイベントに★
- 見る指標
- セッションのキーイベント率(CVR)
- 主要流入別CVR(検索/広告/SNS)
- ページ別のスクロール発生率(読み切りの指標として)
目的はシンプルです。
「どこから来た人が、どのページで、成功に近づいたか」が分かればOKです。
よくあるつまずきと解決メモ
- 年齢・性別が出ない
→ Googleシグナルの有効化+同意が必要。しきい値により非表示のこともあります。 - 自分のアクセスを除外したい
→ データ設定でIP除外。テスト端末はDebugViewだけに使うのもおすすめ。 - クロスドメインで分断される
→ 自動タグ付けやメジャードメインの設定を確認。 - 数値の定義がUAと違う
→ 直帰率は「エンゲージメントがなかったセッションの割合」。UAと同じ値にはなりません。
どうしても迷ったら、この記事の最初の4ステップに戻ればOKです。そこが土台です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 「キーイベント」と「コンバージョン」は同じ?
ほぼ同義です。GA4の管理画面やレポートでは”キーイベント”という名前で扱います。Google広告など外部ツールでは「コンバージョン」と呼ばれることもありますが、意味は同じです。Q2. 何から見れば良い?
週次では「ユーザー獲得」「ページとスクリーン」「キーイベント率」の3つ。月次で「探索」を使って原因を深掘りします。最初は標準レポートだけで十分です。Q3. 目標が複数ある場合はどうする?
まず1つに絞って★をつけましょう。慣れたら段階的に追加します。増やしすぎると何を改善すべきか分からなくなります。Q4. 自分のアクセスは除外すべき?
はい。「管理 > データストリーム > タグ設定を行う > 内部トラフィックの定義」から自社のIPアドレスを登録できます。テスト時はDebugViewで確認し、通常レポートには含めないのがおすすめです。Q5. データが表示されるまでどのくらいかかる?
リアルタイムレポートは数秒〜数分。標準レポートは24〜48時間かかることがあります。設定直後は焦らず、翌日以降にもう一度確認してください。Q6. UAとGA4で数値が違うのはなぜ?
計測の仕組みが根本的に変わったためです。特に「直帰率」はUAでは「1ページだけ見て離脱」、GA4では「エンゲージメントがなかったセッション」を指すため、数値が大きく異なります。過去と比較せず、GA4内での推移を見るのがコツです。Q7. スマホとPCで別々に見られる?
「レポート > ユーザー属性 > テクノロジー」から、デバイスカテゴリ(desktop / mobile / tablet)別の動きを確認できます。レスポンシブ対応の効果測定にも使えます。Q8. もっと細かく分析したいときは?
「探索」機能を使いましょう。自由にディメンション(性別・地域・流入元など)と指標(PV・CVRなど)を組み合わせて、深掘り分析ができます。慣れてきたら「セグメント」で特定ユーザー層だけを抽出する技も便利です。
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・最初の10分で終わる初期設定の道順
・レポート三段活用(標準で傾向→探索で原因→Lookerで共有)
・キーイベント設計の型(最終目標と中間指標をバランスよく)もそのまま使えます。
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